狸小路商店街6~7丁目(札幌市中央区南2~3条西6~7)で12月7日、20代を中心とした「まちコン札幌 in 狸小路商店街」が開催される。
全国の街コンイベント企画、都内でシェアハウスの運営を手掛ける「元気UPプロジェクト」(東京都豊島区)の貝原大和さんと同商店街振興組合らが行う同イベント。「駅前通に近い同商店街は3~5丁目人でにぎわうが、6~7丁目は20時を過ぎたころに主に30代以上の大人が集まり始めるエリア」という人の流れに着目し、同エリアに20代の若者を呼び込むこと、にぎわいを創出することを狙って企画された。「6、7丁目は独特の雰囲気があるエリア。それを知っている大人には人気だが、街に繰り出す20代の若者がそれを知らないのはもったいない。このエリアの店の魅力を知ってもらう機会にしたい」と貝原さん。「札幌の街コンでは地域の自治体とがっちり手を組んでいるとことは少ない。街に寄り添ったイベントで地域を盛り上げることができるはず」と期待を寄せる。
規模は最大男女各100人、計200人を見込む。参加資格は、男性=20~35歳、女性=20代限定で、独身であること。同姓2人1組の参加を原則とし、飲食店の席の配置も偶数で配置するなどして座って話ができるようにする工夫を凝らす。参加店には2人以上のスタッフが常駐し参加者を各席へ案内する。「小さな規模でニッチだがその分コミュニケーションやマッチングの機会が増え、参加者の満足度も高まる」(貝原さん)。開催日を土曜の昼間にすることで飲食店集客のピークタイムを避け、夕方からまた他店へ繰り出せるよう飲食店への回遊率も高める狙いもあるという。
「恋も元気もつかみ取れ」をコンセプトに、参加者には12月に開催される同商店街の名物企画「現金つかみ取り」の参加抽選券の贈呈も。
開催時間は14時~17時。参加費は、男性=5,000円、女性=3,500円。申し込みはホームページの専用フォームから。