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札幌にオリエンタルビストロ料理店-エスニック料理とワインにこだわり

店長・高野圭太さんと奥さん・亜矢子さん

店長・高野圭太さんと奥さん・亜矢子さん

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 札幌・北海道大学近くに10月27日、オリエンタルビストロ料理店「アガリコサユール」(札幌市北区北15西4、TEL 011- 788-3974)がオープンした。

「ガパオ炒めご飯」

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 エスニック、アジアン料理に「野菜をふんだんに取り入れる」という同店は、都内で営業する「アガリコ」(豊島区池袋)、「アガリコタラート」(中野区中野)、「アガリコ 1/3 オリエンタルビストロ 北千住店」(足立区北千住)に続く4店目の出店。地方出店は今回が初。プロデュースするのは飲食店経営、コンサルを手掛ける「Big.Belly」(豊島区池袋)の大林芳彰さん。以前の職場で同僚だった同店店長の高野圭太さんとともに立ち上げた。「北海道での出店は北海道食材を仕入れるルートを作ることにもつながるので、ほかの系列への仕入れも考えると兼ねてから出店したいと思っていた」と大林さん。

 店舗面積は約12坪で、席数は19席。店内はバリから直接仕入れた雑貨で装飾しアジアンテイストに仕上げた。アガリコはヒンズー語で「不変」、サユールは「野菜」を意味する。市内中心部から離れたテナントへの出店による賃料の削減、契約農家からの仕入れ、多店舗展開による一括仕入れによるコストカットなど、メニューの価格を抑えるために工夫を凝らす。

 主なメニューは、タパス各種(300円~480円)、「タパス5種盛り」(1,280円)、アヒージョにタイの「甘辛XO醤」を組み合わせた「オリエンタルチリージョ」(650円)、「産地直送 花里農園のこだわり野菜どか盛り(生、焼、蒸、揚から1種)」(780円)、生パスタの「ボロネーゼ」(780円)、「ベトナム風 生春巻き」(300円)など。

 ドリンクは「都内でも最安値」というグラスいっぱいに注ぐ「シャンドンスパークリング」(グラス=500円、ボトル=2,500円)、「シンハー」「ハイネケン」などの海外ビール(500円)、「モヒート」(600円~)、フローズンフルーツを使った「トロピカルフローズン」(700円)など。「月1回はニューヨークやバリなどへ買い付けにいくことで日本未流通のワインや最新の流行を取り入れている」(大林さん)という。

 ランチは「ガパオ炒めごはん」「グリーンカレー」「ボロネーゼ」「ボンゴレビアンコのスープパスタ」など全品700円。全品生春巻きとサラダが付く。

 「要所要所にアジアテイストの調味料を使ったり、アジアを感じることができる味わいで『オリエンタルビストロ』という業態ならではの差別化を図りたい」と高野さん。「札幌にはこの土地ならではの食に対するアンテナの張り方があるように感じる。味はもちろんお客さんとの距離を近づけて、一人ひとりの趣向に合った料理を提供したい」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~24時。

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