「サッポロファクトリー」(札幌市中央区北2東4)で11月2日、恒例の「ジャンボクリスマスツリー」のライトアップが始まった。
ライトアップは今年で20周年を迎えた同施設の開業以来の恒例イベント。毎年北海道・広尾町の「広尾サンタランド」から寄贈されるトドマツにイルミネーションやオーナメントを飾る。トドマツは樹齢約45年で高さ約15メートル、重さ約3トン。7色に色分けされたイルミネーション約3万5000個、オーナメント約1000個を飾る。
初日は点灯式を行い、村瀬優(まさる)広尾町長が「今年もサンタクロースの季節がやってきた。来年も幸せな年が来るよう、サンタの持つ愛・夢・希望・憧れ、そんな温かな気持ちを皆さんに届けたい」とあいさつ。カウントダウンに合わせて点灯スイッチが押され、幻想的なイルミネーションが一斉に輝いた。
点灯に合わせて約5分間の「光のショータイム」も行われ、音楽に合わせてカラフルに輝くツリーに来場客は目を輝かせた。
同施設の「煙突広場」では、約3メートルのジャンボサンタクロースが高さ約40メートルの煙突に登る姿を展示するほか、「レンガ館」では紅葉に染まる壁面の植物をアッパーライトで照らすライトアップも行う。
点灯時間は16時~22時。ショータイムは1時間ごとに行われる予定。入場無料。12月25日まで。