札幌・中島公園近くの電車通り沿いに、無加調のラーメン店「潤焚(じゅんたく)」(札幌市中央区南11西7、TEL 011-200-9998)がオープンした。
料理人・林潤さんとフリーの役者・川井“J”竜輔さんが開業した同店。以前ススキノで営業していた海鮮居酒屋のランチメニューのラーメンが好評だったため今年6月に専門店として開業した。
店舗面積は約22坪で、席数は30席。25年間和食板前だった腕前を生かした林さんのラーメン。だしの取り方や豚骨・鶏ガラをベースにした「濃厚」スープ、かつお昆布だしの「あっさり」スープの2種を用意。ともに化学調味料を使わない無加調に仕上げる。「どろどろで濃厚こってりだが、後味は意外と重くない。好き嫌いが分かれるが、年配が多いこの地域でもスープを飲み干していく方はたくさんいらっしゃる」と川井さん。
主なメニューは「赤みそ」「白みそ」(以上800円)、「辛みそ」(850円)、「オリジナルしょうゆ」「たまりしょうゆ」「オリジナル塩」(以上750円)、「かつお昆布だし」スープの「しょうゆ」「塩」(以上700円)、「みそ」(800円)など。「濃厚スープには残りのスープにライスとチーズを入れるリゾット風の食べ方もおすすめ」だという。
そのほか川井さんの後輩「なみさん」のレシピを基に賄いで食べていたパキスタンカレー「なみさんちのカレー」(800円、ハーフ380円)、マンスリーメニューなども。
「無加調ならではの味わいと和食の繊細さを合わせたラーメン。ぜひ一度味わいにきていただければ」と呼びかける。
営業時間は11時~20時。