旭川の菓子メーカー「梅屋」が9月9日、シンガー・ソングライターのMs.OOJAさんとコラボしたチーズケーキを「札幌エスタ」(札幌市中央区北5西2)、「札幌丸井今井」(南1西2)、「旭川マルカツ」のショップ、ウェブ上で発売した。
同社は1914(大正3)創業の老舗。来年創業100周年を迎えることをきっかけにMs.OOJAさんとコラボした。
商品名はMs.OOJAさんが好きなヒョウ柄をモチーフに仏語で「ヒョウのチーズケーキ」を意味する「フロマージュ・デュ・レオパール」。「甘いものが苦手な私でもおいししく食べられるような大人のスイーツを」(Ms.OOJAさん)という提案の下、「甘くない大人の、黒いチーズケーキ。」をコンセプトに今年6月に商品開発を始めた。チョコレートと2種のチーズで黒いスフレを挟み、従来のチーズケーキの白と黒を合わせたツートンカラーに仕上げた。
砂糖に比べカロリーは低いが甘さは約1.5倍の甘味料「フレクトース(結晶果糖)」、イタリア産のチーズ、フランス産のチョコレート、富良野産のハスカップなど、素材や生産地にこだわりを見せる。表面にすりおろす「フリュリーヌチーズ」は、飼育する動物の苦痛・苦悩を排除する「アニマルウエルフェア」を実践する旭川・上雨分(かみうぶん)の牧場「クリーマリー農夢」産のもので、地元の生産者ともコラボした。
食べ方は滑らかな口どけの「全解凍」、アイスケーキのような食感の「半解凍」の2通り。ヒョウ柄のパッケージとチャーム付きのバッグで包むなどして女性目線のアイデアも取り入れた。Ms.OOJAさんは「数え切れない試作品の末、本当においしい大満足のスイーツができた。ぜひご堪能ください」と話す。
価格は2,100円。