札幌市円山動物園の動物が「ビタミン補給」-16種・200個の果物贈呈

果物を食べるチンパンジー

果物を食べるチンパンジー

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 札幌市円山動物園(札幌市中央区宮ヶ丘3)で8月3日、動物たちへフルーツの盛り合わせを贈呈するイベント「スペシャルお食事デー」の開会式が開催された。

北海道産のトウモロコシを食べるオラウータン

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 フルーツレストラン「果実倶楽部818」(中央区南3西2)が企画した同イベント。現在同園で開催中のアニメ「しろくまカフェ」とコラボイベントのグルメブースに出店する同店。八百屋直営の新鮮でリーズナブルなフルーツが20~40代の女性客を中心に人気を集めている。「北海道でも動物にとっては夏の暑さも厳しく感じることがあると思う。人はフルーツで栄養補給するので、動物にもフルーツの栄養で夏バテなどしないよう元気な姿を見せてほしい」とオーナーの庄司純大(すみひろ)社長。

 動物たちには、スイカ、メロン、マンゴー、桃、ドリアン、サクランボ、トウモロコシなど、「動物にとって食べる機会も少ない」(飼育員)という果物や野菜16種・200個を贈呈する。果物を与えられたチンパンジーは、メロンを丸ごと持ち去り遊具を駆け上がるなど興奮したような動きで、激しく動き回る姿に来園客からは歓声が上がった。

 同日19時30分まで「スペシャルお食事タイム」を設け、ニホンザル、エゾヒグマ、マレーバク、オオカミなどに果物が与えられる。動物への給餌の時間はホームページで確認できる。

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