札幌グランドホテル(札幌市中央区北1西4)東館1階に6月16日、レストラン「ノーザンテラスダイナー」(TEL 011-261-3376)がオープンした。
ホテルの開業当時から変わらない伝統のバニラアイスに浸し、表面をキャラメリゼした新メニュー「札幌グランドホテルキャラメルパンケーキ」
同ホテル内のレストラン「ノード43゜」を改装し開業した同店。北海道産素材をメーンに使った地産地消のコンセプトやフレンチ、イタリアン、アメリカンなど、西洋料理のスタイルは変えずに人気メニュー、コースを残し、カフェメニューやディナーメニューをリニューアルした。
店舗面積は542平方メートルで、席数は191席。内装は「内田デザイン研究所」(東京都港区)監修の下、ガラスを多く取り入れて採光率を高め、開放的な空間に仕上げた。新たにテラス席(24席)を駅前通り沿いに設け、「街とのつながり」をイメージしたという。「札幌駅周辺や駅前通りはここ数年特に変化が見られる場所。駅前通のランドマークレストランとなれば」とマーケティング室の小林由さん。
ランチでは、全40品の洋食ビュッフェ(90分、大人=2,200円、4~12歳=1,200円)や「週替わりパスタランチ」(1,300円)、個室での「フル/セミコース」(3,500円~)、「ステーキランチ」(4,500円)を提供。ティータイムタイムでは、「フルーツ&デザートバイキング全20品(コーヒーか紅茶付き)」(大人=1,600円、4歳~12歳=750円)、同ホテルの開業当時から変わらない伝統のバニラアイスに浸し、表面をキャラメリゼした新メニュー「札幌グランドホテルキャラメルパンケーキ」、同じく名物の伝統のコーンスープに浸した「オリジナルフレンチトースト」(以上コーヒーか紅茶付き、1,300円)などを提供する。
ディナーは、「ノーザンテラスダイナーコース」(セミ=2,500円、フル=3,000円)、「マリアージュセット」(2,400円)、熟成肉を使った「ドライエイジングビーフ・ポーク・グリル料理盛り合せのコース」(時価)などを用意するほか、タパスなどのライトな一品メニューをそろえる。「ビストロ感覚で使えるようなメニューや価格から本格的なコース料理まで幅広くそろえる。仕事帰りから接待、記念日まで使えるよう大人の客層の幅も広げたい」(小林さん)。9月30日まで、オープン記念としてホテル開業した年にちなみノーザンテラスダイナーのセミコースを「1,934円」、マリアージュセットは1,980円で提供する。
アラカルトは「クラシック煮込みチキンカレー」(1,200円)、「トロトロチキンひまわりオムライス デミグラスソース」(1,300円)、「海の幸トマトパスタ」「肉汁たっぷりハンバーグ」(以上1,350円)、「伝統のコーンスープ」(750円)、ケーキやパフェなどを通しで提供する。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ティータイム=14時~17時、ディナー=17時~22時30分(宿泊客は6時30分~10時30分のモーニングを利用できる)。