札幌グランドホテル(札幌市中央区北1西4、TEL 011-261-3311)は3月10日、同ホテル東館1階「ノード43°ザ・ベーカリー&ペイストリー」で桜の葉のペーストを使用した「さくらソフト生キャラメル」の限定発売を開始した。
生キャラメルは、北海道土産菓子の新たな名物として話題となり、同ホテルでも昨年7月より「北海道生キャラメル」を販売している。今年2月に限定販売した「純米酒ショコラ」に続くシリーズテーマ「和と洋のマリアージュ」に、桜風味の「春色」「さくら」の2種類のチョコレートを新たに加えたのをきっかけに、「さくら」の関連商品としてホワイトデー需要に今回の生キャラメルを開発した。
価格は945円(10個入り)。ほのかな桜の香りにアクセントの塩味が特徴。上質な北海道産生クリーム、バター、桜の葉から作ったペーストで仕上げた。四国東部で伝統的に生産されているきめ細やかな「和三盆糖」を使用し、水あめとトレハロースを加えることで口どけが良く、味に深みを出るという。表面には、塩味が効いたピンク色の桜のフリーズドライをまぶした。
同ホテル担当者は「ホテル周辺はスイーツに関心の高い人たちに恵まれているため、『自分へのご褒美』需要にも」と期待を寄せる。今回の反響次第で、販売期間の延長も検討するという。同ホテルは、牛乳の消費低迷が叫ばれる中、北海道の乳製品の良さを見直した同商品で、新しい土産菓子商品の提案、北海道乳製品の消費拡大の訴求を図る。
営業時間は9時30分~20時。3月14日まで。
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