札幌・円山の裏参道に4月20日、カップケーキ専門店「SALLY’S CUPCAKE（サリーズカップケーキ）」（札幌市中央区南2西22、TEL 011-615-1588）がオープンした。

店内ショーケースと大藤さん（左）、スタッフの女性

　店舗面積は約10坪。店主の大藤梨沙さんが以前シドニーに留学していたとき「家庭や日常の祝い事で振る舞うカップケーキに魅了された」ことがオープンのきっかけだという。

　店内はピンクと白のストライプをベースに、メルヘンチックな「かわいらしい」内装に仕上げた。日本人好みの味わいをイメージしたというカップケーキは、最高級のバタークリーム「カルピスバター」を使うなどして軽やかな食感に仕上げ、甘さも控えた。「バタークリームというと重たいイメージ。苦手な方にも食べていただけるように素材と食感にこだわり、中はしっとり、外は軽やかなクリームに仕上げた」と大藤さん。「内装は近所の小学生からお城みたいと言われることもある（笑）」

　主なメニューは、「ミルク」（340円）、「バニラ」「ラズベリー＆バニラ」「レモン＆ハニー」「ココナツミルク」「バニラ＆チョコチップ」「ストロベリー＆チョコ」（以上360円）、「抹茶＆ミルク」「オレオ」（以上380円）などで、約20種のフレーバーやバリエーションから日替わりで12、3種を提供する。一番人気は「メープル＆アールグレイ」（360円）で、季節や数量限定のメニューも用意する。「見た目のキュートさ、ポップ感も魅力の一つ。冷やさず常温で食べられるものなのでお土産やギフト、結婚式などさまざまなシチュエーションで使っていただければ」。イートインではドリンクも用意する。

　そのほか、札幌「4丁目プラザ」（中央区南1西4）内で営業するアイシングクッキー専門店「shon-py hear」の商品も一部取り扱う。

　「オープン初日は予想を裏切り300個が1時間ほどで売れてひたすら謝り、2日目は寝ないで1000個作った（笑）。現在は週末や休日には600個ほどの売れ行き。子どもから年配の方まで年齢層は幅広く、リピーターの方や男性のお客さまも多い。もっと多くの方に当店ならではのカップケーキを届けたい」と話す。

　営業時間は10時30分～20時。