ロックバンド「フジファブリック」が4月20日、道新ホール（札幌市中央区大通西3）でのライブに向け、ギター＆ボーカルの山内総一郎さんがコメントを寄せた。

　通算7枚目のオリジナルアルバム「VOYAGER（ボイジャー）」を発売したリリースツアーの一環で、札幌含む全国8会場で行うホールツアー。

　「VOYAGER」は、「旅人」「探検者」を意味するだけでなく、NASAが打ち上げた無人探査機の名称でもあり、フジファブリックのサウンドプロダクションに欠かせないシンセ楽器「minimoog voyager」ともリンクする言葉。同作は、80年代のフレイバーをほど良く散りばめたギターや鍵盤のリフ、「宇宙」「星」「月」「光」などのキーワードを象徴するようなスペイシーなシンセ・サウンドなどを取り入れている。「徒然モノクローム」「流線形」「Light Flight」「Small World」のシングル曲も収めた。

　ライブに関して山内さんは「前回のツアーは後ろに映像を背負っての音と映像の密な関係、目でも耳でも楽しめるものでした。今回は座ってゆったり聴けるライブなんかも作っていけたらなと思います。お客さんに応援してもらわないと出来ないということをフジファブリックはツアーを通じて身に染みてます。お客さんに期待して『よろしくお願いします！』という意気込みで臨みたいです！」と意気込みを見せる。

　開場は18時、開演は18時30分。料金は5,000円（3歳以上はチケットが必要）。各種プレイガイドで販売中。問い合わせは「ウエス」（TEL 011-614-9999）まで。「VOYAGER」は、「初回生産限定盤 （CD・DVDセット）」（3,500円）、「通常盤」（3,059円）。