レゴブロックで世界遺産を作るチャリティーアート展「PIECE OF PEACE『レゴブロック』で作った世界遺産展-PART-3-」が4月6日、札幌パルコ(札幌市中央区南1西3、TEL 011-214-2111)をメーン会場に「さっぽろ地下街」「IKEUCHI」「大丸藤井セントラル」「4丁目プラザ」「PIVOT」「狸小路 札幌プラザ2・5」「ゲオディノス」(以上、中央区)で始まった。
レゴブロックを通してユネスコ世界遺産活動を支援する同展。2003年に第1弾、2008年に第2弾が始まり、これまでに全国で約150万人を動員した。昨年の「世界遺産条約採択40周年」を記念し、第3弾が企画された。
今回は「LOVE EARTH , LOVE ASIA」をテーマに27カ国・40の世界遺産を再現するほか、国内外のアーティストや文化人の作品・メッセージ、JAXA協力企画による宇宙から見た世界遺産の写真・映像を公開するほか、レゴブロックのグッズを販売するブースも設ける。展示する世界遺産は、アクロポリス、モン・サン・ミシェルとその湾、エッフェル塔、ピサの斜塔、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂、オペラハウス、ロスキレ大聖堂、サグラダファミリア、聖ヴァシーリー聖堂、タージ・マハル、アンコール、厳島神社、姫路城、スワヤンブナート寺院、フエの建造物など。
開催初日に来場した親子連れの男性は「小学校3年生になる息子がレゴ好きなので見せてあげようと思った。子どもから大人まで世界遺産の文化に楽しみながら触れられるイベントだと思う」と話し、一堂に集まった作品を興味深く眺めていた。
札幌パルコ会場では会期中、約1万人の動員を見込む。
開催時間は10時~20時(入場は閉場30分前まで、土曜は20時30分、最終日は17時まで)。入場料は、大人=300 円、小学生=100円、小学生未満無料。