札幌市内で9月20日、「バイオハザードタクシー」の運行が始まった。
カプコン(大阪府中央区)の人気ゲームソフトのシリーズ最新作「バイオハザード6」発売に合わせて行うPRの一環。3台のタクシーに同作のイラストをフルラッピングする。車体右側面にゲームのイメージイラスト、ボンネットにタイトルの「バイオハザード6」の文字、トランクに発売日とカプコンのロゴをラッピングし、左側面には、同作の主人公「レオン」「クリス」「ジェイク」のイラストを1台に1キャラクターずつラッピングする。
乗車特典として9月下旬から、レシートで「当たり」が出た乗客に「幕張メッセ」(千葉県千葉市)で9月20日~23日に開催する「東京ゲームショウ2012」のみで手に入るアイテムを贈呈するなどの企画も用意する。
同車を運行するタクシー会社「長栄交通」(札幌市北区新琴似2条13)は今年から、「会社や法人の大人が本気になったらどうなるかを見せたい」という思いの下、萌(も)えキャラをフルラッピングした「痛いタクシー(痛タク)」を企画。一部のファンの間で「前衛的なタクシー会社」として話題を呼んでいる。
同タクシー会社の竹内さんは「大人の本気は未知数。これを『第1章』の区切りとし、今後もさまざまな企画を打ち出したい」と話す。
来年1月末まで運行予定。ゲームの発売日は来月4日。