毎年秋に開催されるショートフィルムの祭典「札幌国際短編映画祭」への出品作品として、ボーカロイドキャラクター「初音ミク」の動画作品の募集が始まった。
同キャラクターは、音符を入力して声優・藤田咲さんの音声波形を基に歌を作ることができる音声合成ソフトウエア。2007年の商品発売以降、国内外で人気を博している。
ソフト生誕5周年を記念して行われる同企画。同ソフトを使った自作のコンテンツを動画サイトやブログなどインターネット上で公開するUGC(ユーザー・ジェネレーテッド・コンテンツ)、CGM(コンシューマー・ジェネレーテッド・メディア)と呼ばれる作品も年々増加し、新たなクリエーターやムーブメントが生まれていることも企画の背景にあるという。
9月12日~17日に開催される映画祭では、募集作品の中から審査を通った作品を上映し、最優秀賞1人、優秀賞2人を選ぶ。
応募は同祭ホームページで受け付ける。締め切りは7月10日。