札幌・パセオ(札幌市北区北6西2)で3月27日、「THE BEATLES展」が始まった。
同施設の春商戦イベントの一環として企画された同展。1962(昭和37)年10月のデビューから50周年を迎えた同バンドは、ベース・ボーカルのポール・マッカートニーさん脱退発表や利権などを巡った裁判問題などにより1970(昭和45)年に「事実上」の解散を余儀なくされたが、現在でも熱狂的なファンは多く音楽的にも高い評価を得て幅広い世代に支持されている。
会場では、1966(昭和41)年に初来日した際の日本未発表の写真パネルや武道館公演のライブ映像、アメリカのテレビ番組「エド・サリバンショー」出演時の映像を上映するほか、1964(昭和39)年に発売されたメンバー4人のキルティングドールや、来日時の法被のレプリカ、トイギターなど同バンド活動時に販売されていた希少なオフィシャルグッズも展示する。
同イベント担当の河井さんは「現在でもCMに使われたり、さまざまなアーティストにカバーされたりするバンド。ファンはもちろん、リアルタイムで体験していていない若い人たちにも楽しんでもらいたい」と話す。
開催時間は10時~21時。観覧無料。4月15日まで。