札幌・西11丁目駅直結のビル地下に2月、「Curry Kitchen chouchou（シュシュ） 大通店」（札幌市中央区大通西11、TEL 011-211-1356）がオープンした。経営はアドバンスフーズ（中央区北5西5）。

ビーフカレー

　同店は昨年12月にオープンし1号店（西区八軒5条2）の系列店で市内2店舗目。元ホテルのシェフが料理長を努める同店は「本格的な欧風カレーの味を気軽に楽しめる店」をコンセプトに、オープンにこぎ着けた。「chouchou」はフランス語で「お気に入り」を意味し、「多くの人にお気に入りの店と思ってもらえるように」という意味を込めた。

　店舗面積は約20坪で、席数はカウンター17席・テーブル16席の計33席。内装は木を基調に暖色の照明で落ち着いた雰囲気に仕上げたという。カレーのルーはフォンドボーとアメリカンソースをベースにした2種を提供する。

　主なメニューは、「国産牛のほほ肉をスジがとろけるよう長時間煮込みビーフシチューのようなイメージに仕上げた」という「ビーフカレー」、上富良野産ポークをトマトソースで仕上げた「ポークカレー」、アメリケーヌソースで風味を出した「シーフードカレー」（以上850円）、チキンカレー（800円）、野菜カレー（780円）、お子さまカレー（480円）など。「インドカレーなどのようにすぐにスパイスが効いてくるのではなく、深みとコクを味わってもらえるよう後からじんわりくるような味わいに調整した」

　「ビジネス街ということもあり、ランチにはサラリーマン・OLの方が中心で、ディナーには女性のお一人さまなども」と加藤さん。「札幌ではスープカレー、ルーカレー店さまざまあるが、自分たちが納得し自信を持って提供できる味に仕上げた。普段なかなか食べることのない『ワンランク上』の欧風カレーの味わいを楽しんでいただければ」

　営業時間は、ランチ＝11時30分～15時・ディナー＝17時～20時30分。