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札幌にラーメン店「にぼShin.」-煮干しの骨を使ったスープにこだわり

店内の様子

店内の様子

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 札幌・北24条通り沿いに3月8日、ラーメン店「にぼShin.」(札幌市北区北23西8、TEL 011-738-6616)がオープンした。

同店「おすすめ」の「にぼちゅう」

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 魚介系スープをメーンにした札幌のラーメン・つけ麺店「Shin.」系列の同店。1号店「つけめんShin.」(東区東苗穂3条1)、姉妹店「拉麺Shin.」に次ぎ市内3店舗目となる系列店。

 店舗面積は16,5坪で、席数はカウンター3席、テーブル6席、立ち食い3席、小上がり2席の計14席。煮干しの骨から取っただしにこだわり、「従来の札幌になじみのあるラーメンとは違った次世代の新しい文化を根付かせたい」とオーナーの音喜多孝志さん。「北海道の職人は豚骨などからだしを取るというイメージが強く、魚介系スープを使う際には、煮干しのはらわたの苦味やえぐみをあまり扱っていなかった。今まで札幌に無い味を普及させたい」

 東京、札幌など各地のラーメン店で修業した音喜多さん。地域ごとの「ご当地の味」を研究。昨年12月は、音喜多さんが青森のご当地ラーメン「津軽ラーメン」に関する調理のノウハウなどを現地で研究し、「札幌流」に仕上げて「煮干し」を使った同店のスタイルにたどり着いた。

 主なメニューは、「にぼちゅう」(700円)、「つけめん(ひやもり・あつもり)」「つけめんライト」(以上780円)、「辛つけめん」(880円)など。「煮干しには、頭・はらわた・尻尾の部位それぞれに違った味わいがある。通常和食などで扱うようにはらわたなどを処理して弱火でじっくり煮込むのではなく、全ての部位を使って強火でだしを取るなど試行錯誤してオリジナルの味に仕上げた」

 「魚介に関してはどこよりも自信がある。当店ならではの調理や素材の使い方をした『本当の』煮干しラーメンを食べてもらいたい」と音喜多さん。「新たな札幌ラーメン文化の基盤を築き、ラーメン・つけ麺共に新たなジャンルとして幅を広げ盛り上げたい」とも。

 営業時間は11時~15時、17時~21時。駐車場5台。

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