札幌・大通公園で11月23日、今夏札幌で開催した大規模なジャズフェスティバル「サッポロ・シティ・ジャズ」と「スターバックスコーヒー」のコラボレーション企画が行われ、来場者はジャズライブとスターバックスコーヒーの無料イベントを楽しんだ。
今年初めて開催されたサッポロ・シティ・ジャズは会期中の15日間、札幌各地でプロ、アマチュアによるさまざまなライブやパフォーマンスが行われ、注目を集めた日本初の映像投写式テント「ホワイトロック」でのライブをはじめとする4プログラムに約65,000人を動員した。2回目となる来年のサッポロ・シティ・ジャズは、大通公園2丁目を主会場に開催を予定しており、今回のコラボレーション企画はPRを兼ねて試験的に行ったもの。
「CROSS CITY JAZZ LIVE×PASS THE CHEER」と題した同企画は、22日より開催しているホワイトイルミネーションイベントとのタイアップ。会場となった大通り公園5丁目に、ホワイトロックの36フィート(約11メートル)ドームを設置し、3組のミュージシャンによるジャズや馬頭琴などの生演奏が行われた。その隣には、真っ赤なトレーラーの「スターバックス号」が乗り入れ、サンタクロースの帽子をかぶったバリスタたちによるクリスマス限定商品「クレームブリュレラテ」の無料テイスティングサービスも。
テイスティングサービスは16時30分から4回行われ、開始時間前には「スターバックス号」前に長蛇の列ができた。試飲用カップを手にした来場者らは、会場に設けたストーブの前で暖を取り「クレームブリュレラテ」の味を楽しんでいたほか、ホワイトロック内でライブとともに楽しんでいた。イベント前夜から当日朝方にかけて降り積もった雪で冷え込んでいた会場では、「温かい」「おいしい」などの声が聞かれた。