札幌の商業施設「ノルベサ」(札幌市中央区南3条西5)地下1階に10月28日、北海道発の二郎系ラーメン店「麓郷舎(ろくごうしゃ)」グループの新店舗「ロクゴーガッツ」(TEL 011-233-0218)がオープンした。
店舗面積は約15坪。席数は、全席カウンターで15席。富良野出身の店主が切り盛りする同店。店内には「やま。もり。大好き!」の言葉を書いた富良野の風景写真を飾る。「『北海道を元気に!』を合言葉に北海道発の二郎系を広めてきた。グループ各店でそれぞれ異なる味を演出してきたが、今回は『原点の味』になる」と店主。
最大の特徴は、基本がすでに「大盛り」というめんの量(250グラム)。ベースとなるメニューは「ガッツらーめん」(750円)で、3種のスープ(みそ・しょうゆ・塩)を用意。チャーシューは、やわらかい「豚バラ」と厚切りのロース肉を炙(あぶ)った「カタロース」の2種から選ぶことができる。トッピングのニンニク・背脂・野菜・カラメ(味濃いめ)は無料で追い増しが可能で、「全増し」状態では文字通り「山盛り」となる。
店主の「おすすめ」は、豚バラ・カタロースに、手羽・牛バラを加えた「パワフル魂らーめん」(1,250円)。「肉好き・ラーメン好きにささげる一杯で上級者向き」だという。そのほか、二郎系に新しい味を加えたというトマト入りの「トマ二郎(じろう)」(800円)も「おすすめ」だという。
そのほかのメニューは、「唐みそ」「こげカレー」(以上800円)、「ネギもっこり」(850円)、豚を煮込んだ汁で漬け込んだ「豚の玉子」を載せた「豚の玉子らーめん」(850円)、「やたら肉魂らーめん」(1,000円)など。サイドメニューには、肉・クマザサ・ピリ辛・ベジタブルの4種を提供する「ハッピーギョーザ」(300円)も用意する。
「二郎系インスパイアから、北海道らしいみそ味やオリジナルの味を開発してきた。今では『北の国から』にちなんで『五郎系』と呼ばせてもらっている。本家の二郎さんとは異なり、さまざまな味の種類があるので、飽きのこない新しい二郎系をぜひ楽しんでもらいたい」と店主。「見た目や香り、味、食感など、五感で味わえるラーメンになっているはず。へこんでいる人は元気になれる、元気な人はさらに元気になれるラーメンで北海道を元気にしたい」と意気込む。
営業時間は、平日=11時~15時・17時~23時、土曜・日曜・祝日=11時~23時(スープが無くなり次第終了)。オープン後、約1週間はラーメン全品を100円引きで提供する。