札幌・大通公園4丁目~8丁目で9月16日、北海道内の名産グルメを集積したイベント「さっぽろオータムフェスト」が始まった。
北海道の「うまいもの」を提供し北海道の食に触れるきっかけ、訪れるきっかけ作りの一環として始まり今年で4回目を迎える同イベントは、道内各地の飲食店や物産店、道内食材を使ったメニュー、ご当地グルメなどを提供する道内最大級の食の祭典。4丁目~8丁目の各エリアでラーメン、海産物、スープカレー、スイーツなどをコンセプトにした店が日替わり・週替わりで出店する。昨年は約111万5000人が来場した。
4丁目会場では、札幌市内の人気店のシェフが日替わりで登場する「シェフズキッチン」、地産地消をテーマに、札幌や札幌近郊の農家の野菜や米を直売する「さっぽろできるだけプロジェクト」、道内の高校11校が地元食材を利用し企画開発した商品を販売する「チャレンジオータム」、札幌の飲食店らが考案するタパスとワインをメーンに提供する「さっぽろタパス」、姉妹都市のドイツ・ミュンヘンのビール、つまみを提供する「さっぽろPROST(プロースト)!」などのブースを設けるほか、東日本大震災を受け福島の観光物産のプロモーションも行う。
5丁目会場では、「別海ジャンボホタテバーガー」(700円)や「南富良野エゾカツカレー」「十勝清水牛玉ステーキ丼」(以上600円)など、道内各地のご当地グルメを提供する「北海道の新・ご当地グルメ」、旭川みそラーメン「梅光軒」、黄金豚チャーシュー中華そば「イリト」、増毛エビみそらーめん「麺屋 田中商店」など道内産小麦100%の麺を使ったラーメン店が集まる「HOKKAIDO ラーメン祭り2011」、道の駅や温泉施設のランチメニューなど道産牛を使った「牛巻きグルメ」を提供する「どさんこ牛巻きグルメを食べよう!」のブースを展開する。
6丁目会場では、札幌市内・近郊の飲食店が「北海道の秋」をテーマにメニューを持ち寄る「グルメコレクション」、石窯で焼き上げるピザや道産野菜のカクテル、ワイン、ショットドリンクを提供する「6丁目 PARK BAR」、札幌の人気スープカレー店を集めた「札幌発信!スープカレーアミーゴ!」、日替わりで洋菓子店が出店する「さっぽろスイーツコーナー」、収穫したての野菜や果物、道産素材のグルメ、雑貨などを販売する「Amigo!market(アミーゴ マーケット)」を展開するほか、音楽ライブなども催す。
7丁目会場では、道内13のワイナリーから30種のワイン、厳冬に作り夏を越した清酒をたる詰めした「ひやおろし」などを提供する「大通7丁目スタンディングBAR」、「十勝ワイン」「富良野ワイン」「余市ワイン」など12のワイナリーのワインや限定ラベルを販売する「北海道ワイナリーヴィレッジ」、食べ歩きをテーマに飲食店13店舗が集まる「HOKKAIDO 酒肴(しゅこう) MARCHE」、居酒屋メニューをメーンに提供する「北海道グルメ屋台」などを展開。
8丁目会場では、「地域食の巨大ショーケース」をテーマに道内100以上の市町村から持ち寄った特産品や加工品などを販売する。
「一度は食べたかったと思うような名産がこれほどの規模で集まるイベントはなかなか無いので、ぜひ立ち寄っていただければ」と同イベント担当者。「日替わりや週替わりでさまざまなメニューが提供される。何度来ても楽しめるはず」とも。
開催時間は10時~20時30分(8丁目会場は18時まで)。10月2日まで。