札幌・二条市場近くに9月2日、日本酒バー「OWL(アウル)」(札幌市中央区南2条東1、TEL 011-596-7876)がオープンした。
店舗面積は約15坪。席数は、2階=カウンター8席、テーブル席4席、3階=テーブル席13席の計25席。3階は貸し切りなどに使い、通常は2階のみで営業する。店内は、木を基調に落ち着ける雰囲気に仕上げた。「日本酒の店は敷居が高いイメージがあるが、若い人でも気軽に入れるような店づくりにしている。若い世代の人や、昔から日本酒が好きだという人にも来てほしい」と店主の成田さん。
「お酒も料理にもこだわり、一手間加える。日本酒のラインアップは、有名じゃないが、いい蔵のもの。バーというよりはスペインバルのようなスタイルで、一杯飲みながら軽くつまむ和製バルを目指す」という。日本酒はボトル、グラス合わせて20~30種類をそろえる。「本日の料理」を用意するほか、自家製のソフトドリンクや、つまみ料理なども並べる。
主なメニューは、「サンマと焼きナス」「本マグロとほうれん草の山かけ」(以上500円)、「自家製いか塩辛といか刺し」「タコ頭刺し 自家製三升漬け」(以上450円)などの刺し身や、「いぶりがっことレンコンのきんぴら」「カマンベールわさびと葉わさびじょうゆ漬け」(以上350円)などの珍味のほか、黒板メニュー「本日の料理」(350円~)も提供する。
ドリンクは、メーンの日本酒(グラス=500円~、ボトル=2,000円~)のほか、生ビール(450円)、瓶ビール(500円~)、焼酎(450円~)、果実酒各種(550円)、カクテル各種、グラスワイン(以上500円)、ボトルワイン(3,000円~)、スピリッツ(500円~)などをそろえる。ビールが苦手な人のために、泡もの各種や自家製ジンジャーエール、レモンスカッシュなどのソフトドリンク(以上500円)も用意する。
日本酒は「あまり得意でない人でも気軽に楽しんでもらいたい」という思いから、主にグラスで提供する。「本日の日本酒」のメニューは「気まぐれで2日に1回くらい変える」という。
「お客さまに楽しんでもらえるように、カウンターの頭上に日本酒のさまざまな飲み方を書いたので、ぜひ一度試してほしい」と成田さん。「お酒のいいところを伝えたいし、お酒を酌み交わす楽しさを感じてもらえれば。お客さま同士、人と人との出会いを大切にできる場を提供したい」とも。
営業時間は19時~翌2時。水曜定休。