札幌・すすきのに7月7日、鶏専門の焼き肉店「鶏専焼肉 四五六（しごろ）」（札幌市中央区南5条西4、TEL 011-512-0096）がオープンした。経営はK2コーポレーション（豊平区）。

店奥に設けたカウンター席

　店舗面積は約30坪。席数は、カウンター10席、小上がり15席の計25席。鶏鍋や炭火焼き、塩から揚げを提供する「チキンダイニング 隠（こも）りど」（南4条西3）を経営する同社の新店舗としてオープンした同店。ブロイラーは使わず、北海道・勇払で飼育された銘柄鶏「桜姫鶏（さくらひめどり）」をメーンにした北海道産の鶏肉を提供する。

　桜姫鶏は、マイロという穀物を食べて健康に育った鶏で、ビタミンEの含有率は通常の鶏肉の3倍以上。「高タンパク・低脂肪なので、とてもヘルシーな鶏」と店長の木村篤史さん。

　「おすすめ」は、特製の四角い七輪で提供する桜姫鶏の部位（8種）。中でも「もも」「かわ」「はつ」「せせり」（以上456円）は「特におすすめ」で、たれはオープン時からつぎ足しで造るしょうゆベースの「秘伝のたれ」を用意する。

　そのほかのメニューは、鶏肉＝「鶏レバー」「肉付ヤゲン軟骨」「手羽先（3本）」「砂肝」「野菜盛り合わせ」（以上456円）、「鶏肉三種盛り（もも・手羽先・せせり）」（1,200円）、魚介＝「ほたて」「いか」「えび」「えいひれ」（以上450円）、とりあえず＝「えだまめ」「つけもの」（以上300円）、「いかの沖漬け」「葉わさび」「にんにく梅漬け」（以上380円）など。

　ドリンクは、サッポロ黒ラベル（456円）、芋・麦焼酎、日本酒、梅酒、ゆず酒、酎ハイ（以上380円）、ソフトドリンク各種（250円）などをそろえる。

　オープンから1カ月が過ぎた。客層の6～7割はサラリーマン客が中心だが、ヘルシーな鶏料理を目的に女性客の来店も多いという。

　「個室とカウンターを用意しているので、カップルのデートや仕事帰りなどに幅広くご利用いただければ」と木村さん。「私自身、鶏が大好きだったので専門店をオープンした。鶏専門の焼き肉店はすすきのでは珍しいと思うので、ぜひ一度足を運んでいただければ」とも。

　営業時間は18時～翌1時（金曜・土曜は翌5時まで、日曜・祝日は23時まで）。サービス料は5％。