札幌・円山のマルヤマクラス(札幌市中央区南1条西27)に6月25日、チーズケーキ専門店「チーズケーキ どるちぇ・ど・さんちょ 円山」(TEL 011-215-5328)がオープンした。経営は、「カフェ&スイーツ どるちぇ・ど・さんちょ」(北区北20条西4)、「侍のプリン」を販売する「マルキタプリン本舗」を手掛けるマルキタ星野笑店(北26条西3)。
北海道物産展・自社通販に販路を限定し、新たなサッポロスイーツとしてブランド化を目指す「どるちぇ・ど・さんちょ」の2号店としてオープンした同店。「牛乳や小麦、卵など、スイーツ作りに適した食材が豊富にある北海道で、北海道民が自ら作ったスイーツを全国に発信したい」という思いをコンセプトに掲げ、店名は、「道産素材(ドサン)」「産直(サンチョク)」「道民(ドサンコ)」から名付けた。
2号店は、北海道各地のチーズや乳製品を使ったチーズケーキをメーンに販売するスイーツショップ。「どるちぇ・ど・さんちょ」オープン当初から、チーズケーキ専門店をオープンする構想があったという。
「看板商品」は、ホワイトチョコをベースにした特製クリームをスフレタイプのチーズケーキの中に仕込んで焼き上げた「とろっけるフロマージュ」(788円)。「焼きたてを提供しているので、一口食べると中から『とろっとろ』のクリームがとろけ出す」と店長の河合聖さん。「焼きたてはもちろん、冷やせばクリームの『ぷるぷる感』も味わえる」
北海道弁で「すごく」を意味する「なまら」と、生チーズの「なま」をかけて名付けた「札幌 生 ら’ふろまーじゅ」(840円)は、カスタードに大量のクリームチーズを投入し、その上にメレンゲを載せ、低温のスチームでゆっくりと蒸しあげたもの。「『生』ならではの『じゅわっ』とした食感と、通常のものよりも泡立てる時間を短くし、きめ細かい泡に仕上げたメレンゲの優しい食感を楽しんでほしい」
そのほかのメニューは、「札幌 生 ら’ふろまーじゅ」をさらに濃厚にしたスティックタイプのチーズケーキ「生 ら’ふろまーじゅ プレミアム【角】」(4本セット、945円)、生クリーム・ホワイトチョコ・卵黄を使った「黄金まぁどれーぬ」「サンチョのシュークリーム」(以上189円)、「くわっとろフロマージュ」「塩味の効いたベイクチーズ【羅臼】」(以上1,260円)、「王様のシューワッサン」(210円)など。
「主な客層は30代以上の女性。円山かいわいの方を中心にお越しいただいている」と河合さん。「焼きたてを楽しんでもらえる店なので、熱々のフロマージュをぜひ召し上がってほしい」とも。
営業時間は10時~20時。定休日はマルヤマクラスに準じる。