6月24日・25日に札幌で開催される「第18回日本乳癌学会学術総会」に合わせ、「さっぽろテレビ塔」がピンク色にライトアップされる。企画は同総会と「ピンクリボン in SAPPORO」の活動の一環。
ピンクリボンは乳がんの早期発見、早期診断、早期治療の大切さを伝えるシンボルマーク。乳がん経験者や医療従事者を中心に、乳がんに関心を持つあらゆる立場の人が交流できる場の形成と、市民の乳がん検診の促進を目的に展開する運動。
2008年には、乳がん啓発のため初めてテレビ塔をピンク色にライトアップ。昨年は、大通公園のホワイトロックを会場に、バイオリンコンサート・ジャズライブ・映画の上映会など、家族で楽しめる啓発イベント「ピンクリボン in SAPPORO 2009 夏休みフェスティバル」の開催に合わせ、テレビ塔とともにホワイトロックもピンクにライトアップされた。
24日は、テレビ塔のライトアップのほか、サッポロビール園(札幌市東区北7条東9)で同総会の懇親会「ゴスペルステージ」も行われる。ステージには、8月6日にホワイトロックで行われる「ピンクリボンin SAPPORO 2010 夏休みフェスティバル」に向けて現在活動中で、乳がんと闘うゴスペルシンガー「KiKi」さんと、ゴスペルを通してピンクリボンを伝えたいと集まった「ピンクリボンクワイヤ」のメンバーがゴスペルを披露する。
「札幌のシンボル・テレビ塔がピンク色になることで、少しでも多くの方に『ピンクリボン』『乳がん検診』について考えていただけたら」と同実行委員会担当者。
テレビ塔のライトアップ時間は両日とも19時30分~20時30分。