花火大会「北海道芸術花火2024」が9月7日、モエレ沼公園(札幌市東区モエレ沼公園)で開催される。
今年から「北海道モエレ沼芸術花火」から「北海道芸術花火」へと名称が変更となった同花火大会。「世界一の花火を目指す」という新たなコンセプトを掲げ、新アイデアや技術を導入するとともに世界に誇れる花火大会としてさらなる発展を目指し、市民ボランティアや地域の人々が協力して作り上げるという。
今年は、最大6人まで座れる「芝席グループ指定席」を新設。会場内にはフードブースも設け、花火は音楽と共に50分ノンストップで打ち上げる。開催の翌日の9月8日には、「世界一楽しいゴミ拾い」も行う。
メインビジュアルは、開催以来初めて外部から募集し、応募数60作品の中から華谷真さんの作品が選ばれた。受賞作品は紙やインターネットなどの媒体で使われる。
今年は「2024年問題」の影響でシャトルバスの台数を確保するのが困難になったため、代替手段を検討しているという。代替案は、定額の相乗りシェアタクシーの運行、駐車場のマッチングサービス「軒先パーキング」の拡充、自転車での来場推奨、徒歩来場者向けの特典付きウオーキング企画の実施、シャトルバスの発着地の変更などを現在、検討しているという。
同実行委員会は「今年も『前年度の感動と笑顔を超えていく』ために、地域の人々の協力と支援をもらいながら、結束力を高め素敵な花火大会を実現すべく取り組んでいく」と意気込むとともに、会場近辺での送迎は渋滞の原因となるため遠慮してほしいと注意を呼びかける。
16時開場(花火は19時15分打ち上げ開始)。料金は、芝席=5,500円、プレミアム席=1万500円ほか。