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札幌市資料館で没入自然空間「uralaa park sapporo」 十勝の自然を再現

空間型VR「uralaa」が映し出す自然の様子

空間型VR「uralaa」が映し出す自然の様子

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 VRを体験してもらうイベント「没入自然空間『uralaa park(うららパーク)』」が3月23日、札幌市資料館(札幌市中央区大通西13)で始まる。主催はフォレストデジタル(浦幌町常室)。

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 「uralaa」は、大型のマルチスクリーンによる映像やサラウンド音響システム、自然のアロマなどを使って森や自然の中にいるような体験ができる空間型VR。同イベントでは浦幌町の森林や豊頃町のジュエリーアイスなど十勝の広大な自然を映像として映し出し再現する。

 同社は2020年12月に日本初の常設型デジタル森林浴施設「uralaa park urahoro(うららパーク浦幌)」を浦幌町と共同で開設し、館内に「uralaa」を設置。今年1月に没入自然空間サービスとして、一般への提供も開始した。

 同社によると、「uralaa」は常に新しいコンテンツがクラウド上にアップデートされ、音楽の再生リストのように好きなコンテンツを自由に組み替え、さまざまな地域の自然を再現できるという。独自の技術により多様な天井・壁のサイズに対応し、継ぎ目も違和感なく自然空間を映し出せる。HMD(ヘッドマウントディスプレイ)など特別な機器は不要で、誰でも気軽に体験できるのが特長という。

 期間中は、20分程度の映像を繰り返し投影する。事前予約不要で料金は無料。来場者には土産品として浦幌町の特産品を進呈する。

 同社広報担当者の竹田美樹さんは「歴史ある札幌市資料館でのイベントに立ち寄ってもらい、北海道から新しい挑戦が始まっていることを知ってもらいたい。会場で十勝の雄大な自然の魅力に包まれてもらい、実際にも十勝・浦幌町へ足を運んでもらえればうれしい」と話す。

 開催時間は10時~18時(27日は12時まで)。今月27日まで。

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