
日本ミシュランタイヤ(東京都新宿区)が5月15日、「ミシュランガイド北海道2017特別版」の内容を発表した。
同ガイドブックは2012年4月に初めて発行され、今回5年ぶりの再発行となる。2016年春ごろからミシュランガイドの調査員が独自の5つの評価基準で道内の飲食店やレストランの調査を行った。おいしさを表す星の評価を受ける店以外に、スープカレーや豚丼、ジンギスカンなど北海道らしい料理を提供する店など、コストパフォーマンスが高く良質な料理を提供する店や調査員が勧める店などを多数掲載する。
掲載店舗数は、ホテル111軒、旅館63軒、飲食店・レストラン431軒の合計605軒。料理カテゴリーは33種類で、日本のミシュランガイドで初めてハンガリー料理を掲載している。
今回、同ガイドブックで最上級の評価の三つ星を獲得したのは、初掲載のすし店「すし宮川」(札幌市中央区)、前回掲載から評価が上がった日本料理店「花小路さわ田」(同)、前回同様の評価を維持したフランス料理店「モリエール」(同)の3店舗。二つ星は全13軒で、初掲載は「天ぷら あら木」(同)、すし店「北の華 はやし」(千歳市)。一つ星は全60軒で初掲載は19軒。コストパフォーマンスが高い飲食店・レストランとして評価するビブグルマンは全116軒で初掲載は45軒。調査員おすすめの店は全239軒で初掲載は79軒。2012年版の全掲載店舗数は699店舗だった。
同日行われた出版記念パーティーで、高橋はるみ北海道知事は「今回の発行を大きな契機として国内外の観光客によりたくさん来ていただくことを願う。そのためにも、北海道のおもてなしの心を具体化していく」とあいさつした。
ミシュラングループ上席副社長兼日本ミシュランタイヤ会長のベルナール・デルマスさんは「北海道は車社会なので、ミシュランガイド本来のコンセプトを体感するのにふさわしい場所。この本のセレクションを道内の方、国内外の多くの観光客に使っていただきたい」と話す。
「すし宮川」の宮川政明さんは「プレッシャーがかなり強いが、先輩たちにいろいろ教えてもらいながらやっていきたい」と意気込む。
出版を記念して5月19日10時まで、会員制の公式ウェブサイト「クラブミシュラン」では同ガイドブック収録の店舗と評価を無料公開している。
発売日は5月19日。定価は3,240円。