天塩町が札幌市役所地下食堂(札幌市中央区北1西2)で1月17日、「天塩町産食材フェア」を行う。
北るもい漁業協同組合天塩支所から提供された天塩産食材を使い、同食堂のシェフが考案したメニューを提供する同フェア。昨秋、同町が札幌市へコラボレーションを提案し実現した。同町が他の市町村と一緒にメニュー開発する試みは今回が初めて。同町は地域資源活用の一貫として天塩産食材のレシピ開発に向けての動きを加速している最中という。
提供するのは、天塩港で水揚げされた新鮮な砂カレイを使った唐揚げ、天塩産ぬかホッケと野菜のあえ物、漁獲量が少ないため町外にあまり流通しない天然シジミを使ったシジミ汁の3品をそろえた「天塩町おさかな定食」(560円、50食限定)、「天塩産ぬかホッケのおにぎらず」(200円、20食限定)。
特産品販売コーナーも設け、食後のデザートとして保存料や着色料を使わない生タイプのプリン「ChuChuプリン」、酪農家で作られる牛乳豆腐をヒントに開発したプリンでもヨーグルトでもないとろみがあるミルク「トロケッテ・ウーノ」、天塩町名産のシジミ貝付きのインスタント乾麺「天塩しじみラーメン」をそろえる。
当日は天塩支所青年部に所属する漁師が販売コーナーに立ち、同町のゆるキャラ「てしお仮面」も応援に駆け付ける。
天塩町地方創生係の竹之内美喜雄さんは「札幌市民に天塩町の魚のおいしさを知っていただく貴重な機会。町の初めてのチャレンジを応援してほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時30分(特産品販売は11時)~14時。