チ・カ・ホ（札幌駅前地下歩行空間）の北1条イベントスペース東側で3月14日、「道産小麦のおいしい食卓」をテーマにしたイベント「kurache（クラシェ）」が行われる。

国際審査員として品評会でカッピングする岩井さん

　クラシェとは、年間6回、こだわりを持った作り手がテーマに沿って北海道の暮らしに新たな提案を行う店を出店しているマルシェ形式のイベント。主催は札幌駅前まちづくり（中央区）とノーザンクロス（中央区）。

　近年、パンやパスタに向く北海道産小麦の品種が増えてきたことからテーマを「道産小麦」として出店者を募った。パン店を中心にパンに合うチーズやジャム、蜂蜜、スープなどの食材を扱う店、木製のカッティングボードや器の店など全24店舗が参加する。

　会期中、北海道産小麦についての展示やコーヒーのテイスティング体験ワークショップも同時開催。COE国際審査員を務める、いわい珈琲の岩井貴幸さんが、コーヒーのプロが行う「品質評価方法」であるカッピング（テイスティング）を使い、味の違いを感じ取る方法をナビゲートする（15日を除き毎日開催、要予約）。

　開催時間は10時～18時。今月20日まで。