札幌市役所（札幌市中央区北1条西2）で1月26日、札幌発アイドルユニット「ミルクス」の「若者のまちづくり参加促進大使」任命式が行われた。

上田市長（右）からの任命状を受け取る渋川さん

　　「ミルクス」はキャプテン・渋川紗有実さん、斉藤梨々子さん、小林渚さん、池田優花さん、澤田樹さんの5人による札幌発のアイドルユニット。月1回の定期公演やさまざまなイベントや昨年の夏にはパリで開催されたジャパンエキスポの札幌をアピールするブースにも参加し、海外でも地元をPRしてきた。

　　「まちづくり大使」は町内会の高齢化などにより不安を持っている地域活動に対し、今後の若い世代に街づくり活動への参加を呼びかける役割。札幌市と若者世代の架け橋としてミルクスが任命された。渋川さんは「まちづくりは大人がやっているイメージだが私たちが積極的に手伝って作っていきたい」と意気込んだ。

　　任命式ではまちづくりをテーマにした曲「未来をつかもう」の発表も。歌とダンスのパフォーマンスに上田文雄札幌市長は「すごく良かった。これ以上若いってないですね。笑顔は世界共通。色んなお客さんにいい街だなと思ってくれるのにピッタリ」と笑顔を見せた。

　　今後は冬の風物詩・さっぽろ雪まつりのステージ参加、2月7日には札幌市内の高校生と交流してまちづくりを呼び掛けるほか、ツイッターやブログのSNSを通じ札幌の魅力を発信していくという。

　　任命期間は来年3月31日まで。