札幌・北野に4月1日、ボクシングジム「札幌清拳ジム」(札幌市清田区北野3条2、TEL 011-889-1234)がオープンした。
清田生まれ・清田育ちの田中康行さん(39)が開業した同ジム。「生まれ育った清田を盛り上げたい」という思いから、清の字を取って「清拳」と名付けた。中学2年生で全国優勝を果たしたアマチュアボクシング選手の息子・丈さん(15)がサポートトレーナーを担い、親子二人三脚で運営する。
アマチュアボクシングの指導や女性・主婦向けのボクササイズ、子ども向けボクシングなど「親子で参加できるように」とさまざまなコースを用意。綱渡りの感覚で体幹を鍛える設備「スラックライン」などの最新機器もそろえる。試合に出場したいという会員に向け、市内の名門ジム「厚別ボクシングジム」(厚別区厚別西3条2)と連携して選手も輩出する。
「選手を目指す人はストイックに自分を追い詰める必要もあるが、ダイエットや健康を考えて行うにはとても健全な競技。子どもにはボクシングを通した教育の場にもなるので、親子で始めやすいやり方を提供したい」と田中さん。ボクシングのほか、講師を招いたヨガ教室や子ども専門のヒップホップダンス教室も開き、ジム利用の間口を広げる。
初日はたくさんの子ども連れの親子が汗を流しにぎわった。田中さんは「気軽にボクシングに触れられるきっかけの場になり、家族で体を動かしさまざまな交流が生まれるようなジムにしたい」と意気込む。
営業時間は13時~23時。入会金は5,000円。そのほかコース料金はホームページで確認できる。