爬虫類(はちゅうるい)・両生類をテーマとした企画展「円山スネークアート展」が3月15日より、札幌市円山動物園(札幌市中央区宮ヶ丘3、TEL 011-621-1428)動物科学館ホールで開催されている。
同展は、敬遠されることが多い爬虫類・両生類に対しての先入観を捨て、同園を舞台に新たな視点で爬虫類・両生類の魅力を市民に伝えたいという思いから昨年よりスタート。爬虫類・両生類をモチーフとした作品を募集し、絵画や写真をはじめ、絵手紙、陶器、Tシャツ、ぬいぐるみなどさまざまなジャンルの作品を展示する。昨年は、応募数120人、230点の作品を展示。2回目となる今回は、昨年を上回る101人から339点の応募があった。
会場は4つのブースに分けられ、「作品展示ブース」「ペット写真ブース」の2ブースに作品を展示するほか、「生体展示ブース」には、マレースジオやサキシマスジオ、アオダイショウ、アルビノアオダイショウの4種類の蛇を特別展示。会場には、今回初の投票箱を設け、来園者の投票により最優秀賞を決定する。
今年は、現在急速に減少している両生類に関しての情報発信や保全するための資金調達を目的に世界レベルで実施されているキャンペーン「YEAR OF THE FROG(国際カエル年)」の年でもあり、会場には「YEAR OF THE FROGブース」を設け、キャンペーンパネルを展示する。
最終日の3月30日には表彰式を行い、受賞作品をはじめ実行委員が選抜した作品は同展終了後、アリオ札幌(札幌市東区北7東9)1階ゼビオ前特設会場での展示を予定している。
入園料は、大人=600円、中学生以下無料。開園時間は9時~17時(入園は16時まで)。3月30日まで。