日本マクドナルド(東京都新宿区)の限定商品「QUARTER POUNDER JEWELRY(クォーターパウンダージュエリー)」シリーズの先行試食イベントが7月4日、「マクドナルド ラルズプラザ札幌店」(札幌市中央区南2西2)で行われた。
一部店舗を除いた全国のマクドナルドで「クォーターパウンダー」シリーズの限定商品「ゴールドリング」を7月6日、「ブラックダイヤモンド」を同13日、「ルビースパーク」を同20日、一日限定・数量限定で発売する。同シリーズは1個1,000円のハンバーガーで、「ジュエリー」をテーマに専用ボックスとバッグに入れて提供し、「リッチ感」を出す。いずれも4分の1パウンドのビーフパティ(通常のビーフパティの2.5倍)、オリジナルの食材、ソース、バンズを使う。
「ゴールドリング」は、厚さ1.5センチメートルのパイナップルとドイツ認定の食肉加工マイスターが監修によるスモークを強めた厚さ9ミリメートルのベーコン2 枚、モントレージャックチーズ、10 種類以上のスパイスで仕上げたコク深い特製バーベキューソースを挟み、ポピーシードをトッピングした王冠型の「カイザーゼンメル」をバンズに使う。
「ブラックダイヤモンド」は、フォンド・ボー仕立ての黒トリュフとデミグラスの「濃厚」ソース、グリルマッシュルームとオニオン、エメンタルチーズをブリッシュオでサンドする。
「ルビースパーク」は、このバーガーのためにドイツの職人が作った10種以上のスパイスを組み合わせた「チョリソ」5枚、メキシコ産地ハラペーニョを練りこんだペッパージャックチーズ、グリルオニオン、アボカドフィリングを、「ソフトフランス」風のバンズで挟んだ。
試食会に参加した「限定のマックが出たら食べに行く」という夫婦・木村一貴さんは、「大きさに驚き、手に持ったときの重さにも驚き、食べたときのボリュームにも驚いた。味もおいしい、一番好みだったのはゴールドリング。パインなどの果物が入っている料理はあまり食べないが、これはちょうど良いバランス」、由希子さんは「ルビースパークのキノコのソースとトリュフの風味が印象的だった。バンズがそれぞれ違い、その食感も面白かった」とし、「限定感はあるし、一度1,000円を払って食べてみる価値はあると思う」と話す。20代のカップルは「ちょっと味がくどい感じもあり、1,000円は高いかなと思うが、特別な感じや限定感は強い。その点を考えると一度買ってみるのもいいと思った」と話す。
同社営業担当者は、「北海道は高い商品の売れ行きが落ち着くことが多かったが、販売中の『BLT』『ハバネロトマト』など単品で500円を超える商品の売れ行きは好調。今回も期待できる」と話す。