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札幌・西8丁目に「炭火酒場 とことん」-やきとんメーンに老舗のそばも提供

「炭火酒場 とことん」のランチメニュー「自慢の炭火焼き豚丼」

「炭火酒場 とことん」のランチメニュー「自慢の炭火焼き豚丼」

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 札幌・西8丁目に6月1日、やきとん居酒屋「炭火酒場 とことん」(札幌市中央区北1条西8、TEL 011-211-0629)がオープンした。経営は丸長そば店(南3条西9)。

豚丼の肉は、道産ハーブ豚のロースを使う

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 店舗面積は約38坪。席数は、カウンター14席、掘りごたつ32席の計46席。炭火焼きの「やきとん」をメーンに提供する同店。「店名の『とことん』は、『やきとん』の『とん』と、『とことん飲んで楽しんでほしい』という思いを込めて名付けた」と同店代表の伊藤輔晃さん。

 横浜の居酒屋、ダイニングなどで修行を積んだ伊藤さん。伊藤さんの祖父が経営していた創業約50年の老舗「そば処 丸長本家」を引き継ぎながらも、「自分が修行を積んだ居酒屋も経営したい」という思いからオープンにこぎ着けた。内装は、前店の焼き鳥店のイメージを生かしつつ、あんどんを新たに配置するなど、「女性が気軽に来店できる」雰囲気に仕上げた。

 主なメニューは、味の濃い枝豆「恋茶豆」(350円)、藻岩山の伏涼水と十勝産大豆を使った「藻岩山のすくい豆富」(380円)、「コラーゲンたっぷり炙(あぶ)り豚サラダ」(600円)、「上富良野産地養豚の火山鍋」(2人前~、980円)、「カリカリ豚チャーハン」(580円)、「とんかつ茶漬け」(500円)、丸長本家のそばを使った自家製手打ちそば「豚soba」(550円)などのほか、「カタラーナ」(420円)、「純米酒かすのクリームブリュレ」(380円)などのスイーツもそろえる。

 伊藤さんの「おすすめ」は、カリカリに揚げたそばと温泉卵を載せた「一番人気」の「カリカリ揚げのイケ麺サラダ」(600円)や、キャベツに包まれた「ハーブ豚の塩釜焼き」(880円)など。秘伝のタレ、バルサミコ、バーニャカウダー、チーズフォンデュなど8種類のソースで提供する「地養豚のカルビ串」(130円)、「豚タン串~アンチョビオイル~」(150円)、「月見豚の軟骨つくね」(200円)などの炭火焼きも「おすすめ」だという。

 そのほか、「玄米おにぎりプレート」(550円)、「米粉の温玉サラダうどん」(620円)、「自慢の炭火焼き豚丼」(650円)、「ハーブ豚のかつ丼」「炙り豚そばとことんセット」(以上700円)のランチメニューも用意する。

 ドリンクは、ハイボール(320円~)、ビアカクテル(480円)、ビール(400円~)、日本酒(1合、420円~)、本格焼酎・梅酒(以上380円~)、カクテル(350円~)、ワイン(グラス=300円、デキャンタ=1,100円、フルボトル=1,700円~)などのほか、女性を意識した「自家製サングリア」(450円)もそろえる。ソフトドリンクは250円~。

 客層は30代のサラリーマンが中心。女性客の来店も多いという。「豚肉は、脂が気になる女性にも男性にもおすすめ。デート使いや普段の会社帰りにふらっと立ち寄れるような店にしたい」と伊藤さん。「大き過ぎる店ではなく、自分の目が届く範囲でお客さまとコミュニケーションが取れる店作りを目指したい。話好きなので、常連さんと気軽に話ができるようになれれば」とも。

 営業時間は、ランチ=11時~14時、ディナー=17時~24時。日曜定休。

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