札幌ロフト（札幌市中央区北5条西2、TEL 011-207-6210）に9月24日、「ほぼ日ストア 札幌出張所」が期間限定でオープンし、コピーライターの糸井重里さんも登場した。

「ほぼ日手帳」の相談を受ける糸井重里さん

　2002年の発売以来、ユーザーの意見を取り入れながら毎年改良を加え「ユーザーが作っていく手帳」として、現在約35万人が使用する同商品。糸井さんが代表を務める東京糸井重里事務所（東京都港区）が発売する。

　「1日1ページ使うことができる手帳」「ナイロン・ファブリック・プリント・革などさまざまな種類のカバー『うれしいカバー』を用意している」「『糸かがり製本』により180度開く」「（辞書などで使うことが多い紙である）トモエリバーを使用している」などの特徴を持つ。通常のページ以外に、「ほぼ日カロリーブック」「ほぼ日ちっちゃいお手紙」などのコンテンツを手帳に付け足すことも可能で、自分なりの手帳にカスタマイズすることができるのも特徴。

　初日の24日、糸井さんの登場を待っていた女性は「今日は仕事を放り出して来た」と話していた。そのほか「（イベント前日に）ツイッターで糸井さんへつぶやいたら返信されて昨日からワクワクしていた」と話す人も。

　拍手で迎えられながら会場に糸井さんが登場すると歓声が上がった。「お待たせしました！」と大きな声で糸井さんが第一声を上げイベントは始まった。糸井さんの冗談交じりのあいさつで、会場は和やかな雰囲気に。続いて同商品の特徴を挙げながら、「『うれしいカバー』の中に6,000円へそくりする。そうすれば財布を忘れた時も安心。タクシーに乗るにも食事を取るにも何とかなるぐらいの額だから」と、糸井さんならではの活用法も紹介した。

　トークが終わると「ほぼ日相談員」として、来場者一人ひとりと談笑しながら相談を受ける糸井さん。相談者の手帳に糸井さん直筆のスタンプ「なんでもない日、おめでとう。」「あなたを応援します。」を押すサービスも行った。

　「ほぼ日手帳」はカバー・本体セット各種（3,500円～）。会場には手帳の販売コーナーのほか、「ほぼ日ストア」のみで扱うオリジナルグッズを販売する「移動ほぼ日ストア」も設ける。「移動ほぼ日ストア」では、ハラマキ・レッグウォーマー・ブランケット各種や缶バッジ、マグカップなどを販売。

　営業時間は10時～21時。10月4日まで。