ホテルグレイスリー札幌(札幌市中央区北4西4)が2026年1月1日、改装したエグゼクティブフロアの客室や宿泊者専用ラウンジなどを供用する。
改装では「雪景色」をテーマにした空間デザインを採用。高層階の15階・16階に、シングルルーム2室をつなげた広さ30平方メートルの「デラックスツインルーム」32室を新設する。客室には吹雪をイメージした床材や濃淡のある木製家具を配置し、ミルでひいた豆でコーヒーをいれる設備を備える。
宿泊者専用ラウンジ「Executive Lounge」は刷新。今金町の丸太を使ったテーブルを配置して、オリジナルブレンドコーヒーやワイン、道産の日本酒などを提供する。
フロント階のロビーは12月3日に先行供用した。西区小別沢から運んだクワやカエデなど5種類の木を並べるほか、道南・厚沢部町のウッドチップを使い、靴を脱いで過ごせるスペースを設けた。
リニューアルでは、2026年2月にレディースフロアを供用。3月から6月にかけてスタンダードフロアを改装する。全館完成は7月という。