紅葉と秋グルメを楽しむ「秋祭り～紅葉ゴンドラと秋の味覚祭！～」が現在、定山渓高原札幌国際スキー場（札幌市南区定山渓）で開かれている。

　定山渓五大紅葉の一つに数えられる同スキー場では、標高630メートルの山麓から1100メートルの山頂を結ぶゴンドラを運行。標高差による色づきの変化を楽しめるほか、山頂からは小樽港や石狩湾を望む雄大なパノラマが広がる。紅葉は10月11日～13日の3連休にかけて見頃を迎える見通し。

　土曜・日曜・祝日限定で行う「秋の味覚祭」では、名物「道産豚のダイナミック焼」（1人前500円）やジャガイモ詰め放題（200円）のほか、パンや焼き菓子、豚汁、おにぎり、野菜販売などの出店が並ぶ。キッチンカーでは、ラーメンやピザ、クレープ、ザンギ、たこ焼き、コーヒーなど多彩なメニューを提供する。

　会場には縁日コーナー（射的・輪投げ）や大道芸人によるパフォーマンスステージも設ける。

　山頂カフェ「SKS INTERNATIONAL」では、江丹別・伊勢ファームの低温殺菌ミルクを使ったソフトクリームを販売。センターハウス内のレストラン「ラビット」では「道産ベコカレー」（800円）などを提供する。

　札幌リゾート開発公社の広報担当者は「札幌近郊からの秋のドライブにもおすすめ」と話す。

　ゴンドラの運行時間は9時30分～15時30分（上り最終便は15時）。往復運賃は、一般＝1,500円、小学生＝800円、65歳以上＝1,300円。10月19日まで。