
ビールスタンド「BEER STAND SORACHI(ビアスタンドソラチ)」の2号店が8月28日、新千歳空港国内線ターミナルビル(千歳市美々)2階にオープンする。
同店は、サッポロビール(東京都渋谷区)とジェイアール東日本企画(渋谷区)が共同企画し、北海道エアポートが運営する空港内に開設した常設店舗。ホップ「ソラチエース」だけを使ったビール「サッポロ SORACHI 1984」の体験拠点として営業する。
2023年に開業したJR札幌駅構内の1号店は、2025年7月末時点で累計来店者数8万5000人を超えるなど好評を得ており、空港店では札幌駅店に次ぐ「北海道の玄関口」と位置付ける。
メニューは、「SORACHI 1984」を専用グラスまたは新千歳空港限定デザインのアルミカップで提供。アルミカップは持ち帰りも可能とし、記念品や土産品としての利用も見込む。開業当初はドリンクのみの提供で、フードの開始時期は公式X(旧ツイッター)などで知らせるという。
席数はスタンディング8席で、店前の共用イスやテーブルも利用可能。完全キャッシュレス決済で現金は使えない。
「SORACHI 1984」ブリューイングデザイナーの新井健司さんは「空港店では、札幌駅店とは一味違うおいしさを体験できる。物語に触れながら、旅の始まりや終わりのひとときに楽しんでほしい」と話す。
「BEER STAND SORACHI」プロデューサーの近野恵佑さんは「人と人、場所と記憶をつなぐ存在として、旅の中で心に残る一杯を届けたい」と意気込む。
営業時間は10時~19時45分。