
「第2回 しんことにこども食堂『モリモリ』」が7月2日、「元祖!でか盛り海鮮問屋 新琴似本店」(札幌市北区新琴似7条2)で始まった。
「総量1キロ海鮮丼」が呼び物の同店。デリバリー業態を中心にフードコートなどで全道に店舗を展開している。
今回は児童養護施設・興正学園(新琴似4条9)の子どもと引率者、約100人を無料招待。地域のコミュニケーション食堂を目指し、地元企業や店舗から協賛金を募り、海鮮丼を無料で提供する。札幌エージェント、シロクマ北海食品、スマイルソル、PowerLife、ミライズフーダクション、「るい」ぼっち食べ歩き、タクマクリエイトなどが協力した。
地域貢献を目指し、札幌北斗高校赤十字部の生徒10人もボランティアスタッフとして参加する。この日は17時に12人、18時に10人が訪れ、子どもたちは「おいしい」「新鮮」と笑顔で声を上げていた。
同店を運営するベンチャーフードサービスの遠藤久芳社長は「食材の高騰や米の入手困難など厳しい状況だったが、子どもたちの笑顔のために開催できて喜ばしい。幸せと笑顔であふれる時間になってほしい。来年も再来年も継続していきたい」と話す。
以降、今月18日までの間に4日間開催予定。