
ANAクラウンプラザホテル札幌(札幌市中央区北3西1)が6月20日、「ガストロノミージェラート」の提供を始めた。
同ジェラートはジェラート専門店「Gelateria uni(ジェラテリア・ウーニ)」(北1西19)と同ホテルが共同開発した。同ホテルの洋食シェフ・李澤翔太さんが「食材そのものの味を楽しむ料理法」としてジェラートに着目し、ウーニ店主の濵屋幸佑さんに相談したことから共同開発が実現した。ジェラテリア・ウーニがホテルとコラボするのは今回が初。
ガストロノミージェラートとは、ジェラートを料理に取り入れることを指す。開発したのは「バルサミコ酢」「スウィートチリソース」「ブラックオリーブ&タイム&アップルビネガー」の3種。李澤さんは「ジェラートは、ソースや『あえる』とは違う創造を可能にした。夏のビアテラスでは、カカオ本来の力強さを楽しめるウーニのジェラートとホテルスイーツのコラボを楽しんでもらえれば」と話す。
濵屋さんは「『どんな食材でもジェラートにできる』という概念を、李澤シェフと共に試行錯誤し、ついに形にできた。全く新しいジェラートの楽しみ方を体験してみてほしい」と呼びかける。
6月29日まではランチビュッフェ(土曜・日曜・祝日限定)で「ジェラートバルサミコ」を提供。7月・8月には「スウィートチリソース」「ブラックオリーブ&タイム&アップルビネガー」を使った料理を展開する予定。