100日限定のかき氷店「森乃百日氷（もりのひゃくにちごおり）」の営業が6月14日、定山渓温泉（札幌市南区）で始まった。

こころときめきするもの（森の木苺）

　夏から紅葉の時期までの100日間だけ開く同店は今年で6年目。昨季と同じ「森乃湯 本店」（定山渓温泉西3、要予約）と「山ノ風マチ店」（同西2、整理券制）の2カ所に温浴施設「休日ビルヂング」（同西3）3階に木イチゴに特化した「休日木苺（きいちご）専門店」が新たに加わり、3拠点で営業する。

　森乃湯 本店は1日30食限定で、20日ごとに内容を替える「二十日氷」のみを提供。テーマは「九分九厘」で、仕上げの一手間を客自身が加えて完成させるスタイルという。予約は前日18時からインスタグラムの専用フォームで受け付ける。

　山ノ風マチ店は定番2種（50日目に入れ替え）と二十日氷1種の3種類を用意。整理券は毎日10時に60枚を配布し、呼び出しまで周辺の飲食店や足湯で過ごしてもらう。

　新設の休日木苺専門店では、開業当初からの人気メニュー「こころときめきするもの（森の木苺）」をベースにした3種を用意。追いがけ黒蜜や白玉など有料トッピングも用意し、20食限定で提供する。

　いずれの店も素材は同社の農園や契約農家などの食材を使う。合わせるシロップは「第一寶亭留（ホテル）」の調理人が作る。氷は48時間かけて作る純氷を用いる。

　営業時間は、森乃湯 本店＝11時30分～13時30分、山ノ風マチ店＝10時30分～17時、休日木苺専門店＝10時～12時。森乃湯 本店と山ノ風マチ店のみ火曜定休。10月5日まで（休日木苺専門店は9月21日まで）。