札幌駅に直結するJRタワー内の商業ビル・札幌ステラプレイスを運営する札幌駅総合開発(札幌市中央区北5西2)は同館イースト2階を全面改装し、9月5日、道内初出店15店舗を含む計19店舗を新規オープンする。
同館は今春、開業5周年の節目を迎えたのを機に、イースト2階~3階で展開していたコムサストアを3階のみで展開し、2階フロアを改装。これまでのカジュアルテイスト中心の店舗展開に今回新たに20~30代のOL・キャリア層をターゲットにした新ゾーンを加えることで、新規顧客の獲得をはじめ館全体の集客力向上を目指す。同館がワンフロア全面を改装する大規模なリニューアルを行うのは開業以来初めて。
道内初出店となるのは、「TSUMORI CHISATO」「ZUCCa」などの人気ブランドを手がけるA-net発のアクセサリー新ブランド1号店「ポーリーヌ」や、今年4月に誕生したアフタヌーンティー・リビングの新ブランドで国内2店舗目となる「コクーニスト」、東京コレクションに出展した「メルシーボークー」「ネ・ネット」のほか以下の通り。「カル」「カフェマディ」「マディ」「バナー バレット」「ダブルスタンダード クロージング」「ジュエッテ」「エクラムール プティート」「“オルタナティブ バージョン”WR」「ノート エ シロンス」「ヨシイ マミ」「ジュールアッシュ クレエ」。
同社は、同館のほかにも、アピア、エスタ、パセオの3館内で12店舗を新規オープン、リニューアルを行い、8月26日より順次オープンしている。エスタ内で展開しているユニクロは規模を拡大し道内最大級となるほか、パセオ内には人気ファッションブランド「ビーラディエンス」が道内初出店するなど、札幌ステラプレイスをはじめとするJRタワー内の商業施設全館で計43店舗がオープン、リニューアルすることになる。
札幌ステラプレイス広報担当者は「ファッションに敏感な人にも喜んでもらえるようなショップをラインアップした」と話す。今回改装オープンするイースト2階のみで年間売り上げ12億円を目指す。