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札幌で「木育フェア」-体験イベントなど通して木や自然の大切さ伝える

「きぼうのプール」で遊ぶ子ども(写真は過去開催の様子)

「きぼうのプール」で遊ぶ子ども(写真は過去開催の様子)

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 北海道の木材を使った体験型イベント「わくわく楽しい!木育(もくいく)フェア」が2月15日・16日、サッポロファクトリー1条館(札幌市中央区北1東4)1階の「内田洋行ユビキタス協創広場U-cala」で開催される。主催は教育、オフィス、情報関連事業などを手掛ける「内田洋行」北海道支社(北1東4、本社=東京都中央区)と木育マイスター道南支部(亀田郡七飯町)。

「C4」とともに手作りのカホンを演奏する様子

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 「木育」とは、「木にふれて、木に学び、木と生きる」をテーマに、木や自然に対する理解を深めること、木を取り入れた生活や森作りに貢献する人材の育成を目指す活動。2004年に北海道庁や林業、環境関連事業者らが主体となりイベントやフォーラムなどが行っている。

 イベントでは、北海道のトドマツ、落葉松、道南スギなど数種の木材を用意。ワインコルクのような小型の木の棒を集めた「きぼうのプール」、積み木などの木との触れ合いコーナー、ウッドシェーカー、カホンなど木製楽器作りやミュージシャン「C4(シーフォー)」との演奏体験ワークショップ、間伐の目的や意味、木材の使われ方についてのまとめた紙芝居上映などを行う。

 「国内では海外から輸入された木材や家具が多く、意外と国産の木材は使われていない。北海道は日本で一番木が多い場所。木に触れて香りを感じながら地元や国産の木の魅力を知ってもらいたい」と木育マイスター道南支部の鈴木正樹(しょうじ)さん(41)。「子どもや家族向けのイベントなので、木の魅力、地元や国産の木の大切さを知ってもらう機会になり、10年20年先の未来にも木の大切さを伝えてほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時。楽器作りのワークショップのみ参加定員があり、事前予約が必要。詳細はホームページで確認できる。問い合わせは「内田洋行北海道支店」「(TEL 011-214-8675)まで。入場無料。

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