札幌・ススキノに流れる「鴨々川」が氷結し、市民や観光客は冬の北海道らしい光景を楽しんでいる。
ススキノの南7~8条を流れる同河川。真冬日が続く1月や2月は毎年、川の表面や側面に氷が張る。今月に入り真冬日が続き、流れの弱い部分ではほぼ全面が氷に覆われている。
氷の下では鯉が身を潜めて静かに尾を揺らし、流れの強い不凍水域ではカモが足をばたつかせて泳ぎ回っている。
通りすがりで足を止めていた市民は「最近本当に『しばれる(北海道で非常に寒いことを意味する方言)』日が続く。こんな中で元気に泳ぐカモは不思議だし、ちょっと心配にもなる」と話していた。