国内最大級のグルメの祭典「さっぽろオータムフェスト」が9月13日～29日、大通公園西4丁目～8丁目で開催される。

毎年行列で人気の「カニの甲羅焼き」

　北海道各地の食材や名産品を一堂に集める同イベント。2008年から始まり今年で6回目を迎える。年々規模を拡大し、昨年は過去最高の150万人以上が来場した。

　会場は1丁ごとにテーマを変えてさまざまなブース展開する。

　4丁目＝札幌市内・近郊の農産物をPRする「さっぽろ できるだけプロジェクト」、全長10メートルを超える対面式スタンディングカウンターで北海道と世界15カ国以上のワイン、タパスを提供する「さっぽろタパス」、ドイツビールとドイツ料理のブース「さっぽろPROST!」、道内9校の高校生が「地元を元気に」をテーマに地域の素材を使った企画商品を販売する「チャレンジオータム」など。中でも人気のブースは、札幌の「実力派」のシェフが道産食材にこだわった同祭限定料理を500円・1,000円で提供する「さっぽろシェフズキッチン」。開催と同時に行列が絶えない人気企画として毎年注目を集めている。今年は11人のシェフが腕を振るう。

　5丁目＝観光雑誌「北海道じゃらん」（リクルート北海道じゃらん）がプロデュースする「北海道の新・ご当地グルメ」、道内各地のラーメン店が出店する「HOKKAIDOラーメン祭り2013」、ローカルテレビ局「北海道放送」（HBC）の「HBCみんなで食べよう！」ブースなど。以上のブースでは、9月13日～17日、18日～23日、24日～29日の3期に分けて、メニューや店を変えていく。そのほか「北海道＆北海道米LOVE・おむすびブース」、「日高トンネルワイン」、和スイーツの「天然生活」、「サッポロビール」ブースも。

　6丁目＝札幌市内・近郊の居酒屋、レストランなど17店が集まる「北海道グルメコレクション」、イタリア料理の「オリゾンテ」とバー「the bar nano.」がコラボして窯焼きの焼きたてピッツァやカクテルなどを提供する「あおぞら×ほしぞらバル」、市内の8つのスープカレー店が4期に分けて出店する「スープカレーアミーゴ！」、約30のスイーツ店が集まる「さっぽろスイーツカフェ」、収穫したての新鮮野菜や果物、ワイン、雑貨、クラフトビールなどを販売する「アミーゴ・マーケット」、市内の飲食店2店が日替わりで出店し「自慢の一品」のみを提供する「さっぽろ大衆グルメ」、週末限定の札幌市内商店街のPRコーナー「さっぽろ出張商店街」、イベントステージなど。

　7丁目＝道内16のワイナリーから38種の道産ワイン、農家限定製造の「どぶろく」などを提供する13の酒造、4種の焼酎銘柄などを集めた「大通公園7丁目BAR」、3期に分けて8つの道内ワイナリーがワインを出展する「北海道ワイナリーヴィレッジ」、北海道食材にこだわった15店が集まる「HOKKAIDO 酒肴 MARCHE」、25のパン屋が3期に分かれて週末限定で出店する「北海道ベーカリーマルシェ」、「ワインとのマリアージュ」をテーマにした「酒×肴マリアージュコート」、道産酒に合う薫製メニューなどを販売する「北海道食のブース」など。

　8丁目＝道内100以上の市町村が3期に分かれ各地の名産品を販売する「札幌大通ふるさと市場」、道内特有の日本酒を集める「北海道ふるさと酒場」、昨年度の同イベントで人気だったメニュートップ3を「調理品」「製品」部門に分けて販売する「人気商品ランキング」など。

　そのほかススキノ、創成川公園東、札幌駅などでコラボイベントも行う。

　開催時間は10時～20時30分（8丁目会場は18時まで、ブースによって営業時間が異なる場合もある）。