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札幌の飲食店がフェイスブックセミナー、地元飲食店の活性化目指す

「こばやん家」トップページ

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 札幌のイベントスペース「かでる2・7」(札幌市中央区北2西7)で9月1日・2日、創作ダイニングレストラン「こばやん家」(南4西1)店主・小林雄樹さんによるフェイスブックセミナーが開催される。

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 小林さんはシェフ、料理研究家としてレシピ本「こばやんの飲食店では教えてくれないナイショのレシピ スペシャル」(毎日コミュニケーションズ)を出版するほか、7年ほどインターネットビジネスを研究。当時培った経験を生かし、フェイスブックによるPRを始めたところ反響があったことから、同セミナーを企画した。今回はウェブ、クラウドサービスのコンサルタントなどを手掛ける中嶋茂夫さんと共に講義を行う。

 フェイスブックによる集客を始めたのは約2カ月前。小林さん自身の個人ページ、店のフェイスブックページを活用し月100人ほどの集客効果があるという。「店のPRだけでなく、料理を作る手順、失敗してしまった料理、簡単なレシピの紹介など店の裏側や料理を作る過程を発信している。飲食店やサロンはダイレクトな反応が出やすいと思う」と小林さん。同店では、位置情報を発信する「チェックイン」機能を使った「チェックインクーポン」が使える「自家製スモークチキンの梅パッチョ」を提供。フェイスブックでは同メニューの開発・調理過程を紹介している。「料理の特徴を細かに伝えちゃんと作った料理ということも知っていただける。フェイスブックを通じてストーリーが関連付いていくのが面白い」

 講義は4部構成で、テーマはそれぞれ、1日目=1部「フェイスブックで個人情報を守りながら情報発信する方法」、2部「個人でのフェイスブックビジネス活用法とクラウド活用法」、2日目=3部「店舗、飲食店、施術院、のための、フェイスブックページの正しい活用術」、4部「ソーシャルメディア集客とリピーターを作る活用術」。SNS・クラウトサービスを通し投稿のコツ、作業効率化、コストカットの活用術などを紹介。講義は関心のあるテーマをピックアップして受講できる。

 「今回のセミナーを通じてすすきのを中心に飲食店が元気になれば」と小林さん。「今後も継続して市内だけでなく、道内・道外に向けても発信したい」と意欲を見せる。

 開催時間は、1部・3部=13時~15時30分(開場12時45分)、2部・4部=16時~18時30分(同15時45分)。定員は各20人。参加費は各5,000円。フェイスブックイベントページから申し込める。

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