札幌・ススキノで4月14日に開催される大規模合コンイベント「エゾコンMAX 3rd」の申し込み受付け2月20日から始まり、女性からの申し込みがすでに定員の1000人に達した。

イベントスタート時の乾杯の様子

　全国に広がりを見せる「街コン」。札幌では昨年10月、計600人で「エゾコンMAX」が初めて開催され、今年1月の2回目のイベントでは2000人が参加。今回も2回目同様、2000人規模のイベントを予定していたが、反響を受け急きょ規模を拡大。3000～3500人規模の開催を予定する。

　「口コミの広がりで開催ごとに多くの申し込みを頂いている。前回は20日間ほどで女性から1000人の申し込みで完売となったが、今回の反響は予想以上」と同イベント企画者の工藤允太（まさひろ）さん。「3500人規模になると日本でも最大の『街コン』になるので全国一も目指したい」とも。現在、女性の申し込みが約1800人、男性が約700人。「女性の申し込みのスピードが早い一方、男性は様子を見ているような傾向がある。会話作りのためのゲームなども用意しているので『草食系』の男性も気軽に参加してほしい」

　当日は、事前申し込みを済ませた参加者が札幌の商業施設「ノルベサ」（札幌市中央区南3条西5）で受け付けを行う。参加店が記載された地図と参加者用のリストバンドを受け取り、イベント開始時間までに各店に移動。イベント開始時は指定された店舗に集まり、その後自由に各店を行き来することができる。「今まで最初の指定店では年代がバラバラでなかなか話しづらい」という意見もあったことから、今回は初めの指定店は年代別に参加者を振り分けるほか、店舗間を移動する際の大型バス1台を用意し、移動間の出会い・コミュニケーションの場も創出するなど企画に工夫を凝らす。

　店舗では、ビュッフェ形式の飲み放題とフードを提供。1店舗での最大滞在時間は90分。「参加者は行ったことがない店の場所や雰囲気などを知るきっかけになり、イベント後も店を選ぶときのレパートリーが増え参加店に足を運ぶきっかけにもつながる。参加店には自分の店をアピールする場・顧客獲得の場としてのメリットがある」と工藤さん。参加店は30～40店を予定。

　参加者の年齢層は20～30代が約90％。札幌市内の申し込みがメーンだが、市外からの申し込みも増え始めている。「泊まりがけでイベントに参加する方も多い。札幌を盛り上げるだけでなく、北海道全体を盛り上げるような経済効果も創出できるはず」と自信を見せる。

　イベント後には、参加者やキャンセル待ちで参加できなかった人などに向けた200人規模のアフターパーティーも予定している。

　参加対象は20歳以上の男女で、1人から参加可能。未婚・既婚は問わず、上限年齢制限は設けない。開催時間は18時～22時。受付時間は当日15 時～20時。参加費は、男性＝5,500円、女性＝4,500円（複数人数申し込みによる割引あり）。ホームページの専用フォームから申し込む。