ミス･ユニバース･ジャパン（以下、MUJ）のPRのため、前年度北海道大会グランプリの米澤早那（さきな）さんが9月16日、札幌経済新聞編集部を訪れた。

　MUJは「世界一の女性」を目指す日本女性をプロデュースし、その成長過程を描く「美の祭典」。「知性」「感性」「人間性」「内面」「自信」の5つを兼ね備え、日本から「国際舞台で活躍できる女性像」を確立すべく、毎年約4000人の応募者が競い合う。

　東京、大阪を中心に開催していた同大会予選だったが、応募者の間口を広げるために地方大会も開催し年々エリアを拡大し今年は全国17カ所で開催。今年で3回目を迎える北海道大会は、現在約50人がエントリーしている。「毎年多くの女性がナンバーワンを目指し厳しい戦いも続く。この大会は参加者の成長過程も審査される基準の一つなので、自分を磨き個性を光らせるきっかけにもなるはず」と米澤さん。

　北海道では今年から書類選考通過者を対象に、東京、大阪で行われてきた「ビューティーキャンプ」を実施。身体作りやウオーキング、セルフプレゼンテーションなど、審査基準となる項目のトレーニングを行う。「私はウオーキングが苦手で、前回の日本大会前のキャンプ中の審査では参加者の中で最下位だったが最後は2位になった。キャンプを通しての成長過程、経過も選考対象。自分の可能性を信じることが大切なので自信を持って望んでほしい」と経験を振り返る。

　「一層クオリティーが高まった大会になり、今年は『ミスユニバース』の本質にも近づいた大会になるはず」と米澤さん。「人生を歩む過程の中で一つのステップとして自分を磨く良いきっかけになる。チャンスをつかむきっかけは必ずあるので精いっぱいチャレンジしてほしい」とエールを送る。

　北海道大会本選は10月22日、札幌駅前通り地下歩行空間・北3条広場で開催。観覧無料。