札幌駅前通沿いに10月9日、スパニッシュイタリアン「WINE & TAPAS BISTRO Q（ビストロ キュー）」（札幌市中央区北2西3、TEL 011-222-0909）がオープンした。運営は飲食店を手掛ける「セクションエイト北海道支社」（南4西8）。

525円のタパス「アボカドとクリームチーズのカクテル」

　昨年オープンした「500円ピザ」とワインを主力とする「WINE＆PIZZA HACHI（ハチ）」の姉妹店として開業した同店。「HACHI」の価格設定やサービスなどのノウハウを生かし、ワインと315円～525円のタパスをメーンにラインアップ。20代後半～30代の女性が主なターゲット層。

　店舗面積は約40坪で、席数は68席。店内は木を基調に暖色の照明を照らし落ち着いた雰囲気に仕上げ、季節やイベント、店名の「Q」にちなんだ飾り付けをするなど工夫を凝らす。

　タパスは、「うずらと野菜のピクルス」「ソフトポークジャーキー」「セミドライトマト」（以上315円）、「キノコのホイルロースト」「アボカドとクリームチーズのカクテル」「ブラウンマッシュルームとベーコンのアヒージョ」（以上525円）など約30種。

　ワイン（グラス＝525円～、ボトル1,995円～）は国産・インポートを40種～60種ラインアップする。

　そのほか「江別トンデンファーム骨付きソーセージ」（399円）、「スペイン産 原木ハモンセラーノ」（10グラム315円）、パスタ各種（699円）、リゾット各種（662円）などのフードや、ビール、カクテル、モヒート各種（以上525円）などのドリンクを提供する。

　ランチは「トマト」「クリーム」「オイル」などのパスタを525円で提供。100円追加で大盛り、ドリンク、デザートなどのセットメニューも用意する。

　同社専務の工藤朋実さんは「宴会比率などは落ち込んでいるが、価格も味共に安心して利用いただける。演出なども含めて食事の楽しさをあらためて見つけていただけるような店を目指したい」と話す。

　営業時間は11時～23時30分（ランチは17時まで）。日曜・祝日定休。