果実店プロデュースのダイニングバーが移転リニューアル

色とりどりのフルーツが並び、甘い香りがただようエントランスはヨーロッパの市場をイメージ。

色とりどりのフルーツが並び、甘い香りがただようエントランスはヨーロッパの市場をイメージ。

  • 0

  •  

 札幌の老舗果実店「庄司商店」(札幌市琴似)がプロデュースするダイニングバー「果実倶楽部818(はちいちはち)」(TEL 011-281-8185)が6月15日、すすきの駅近くに移転リニューアルオープンした。

[広告]

 同店の庄司純大さんは「青果をもっとカジュアルにアピールできないか」と考え、2003年、札幌市中央区南3西3に同店をオープンした。水を一切使用しない果汁100%のジュースやフレッシュフルーツを使用したシャンパンなどが人気で、メニューは同店でしか味わえない田園倶楽部(千歳市)のトマトのほか、料理にはさまざまな種類の野菜をふんだんに取り入れるなど、果実店プローデュース店ならではのメニューを用意している。帰り際に数種類のフルーツを丸ごと土産に渡すのも人気の理由の一つ。姉妹店「club de l'egumes(野菜倶楽部)庄司」(札幌市中央区南2西3、TEL 011-251-0090)とともに、新鮮で旬の野菜やフルーツを提供するレストランとして人気を集めている。

 今回の移転は、「人気が出てきた」(庄司さん)ことによるスケールアップのため。前店にほど近い札幌市中央区南3西2に新店舗を構えた。店舗面積は80坪。席数は、前店の約2.5倍となる110席を設けたほか、営業時間も2時間延長し17時~3時とした。

 エントランスには色とりどりのフルーツが並び、店内に甘い香りが漂う店内は、生のフルーツをそのままディスプレーに使用するなどのスタイルを残し、「ヨーロッパの市場をイメージした」(庄司さん)という。そのほか、「フルーツとシャンパンのイメージ」という高級感のあるセクションや1人での来店客に対応したカウンターバーもある。「人間の五感全部で楽しんでもらいたい」(庄司さん)とも。

 さらに、「フランチャイズ化はしない。一軒一軒特徴のある店にしていきたい」と話す一方、今後の展開については、「生ジュースやケーキなどを扱うカフェのような店もやってみたい」とも話している。

 日曜定休。

  • はてなブックマークに追加

札幌経済新聞VOTE

コンビニでおにぎりを買ったら…

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース