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札幌の飲食店で新メニュー 古代のメニューを現代の味覚で道産食材アレンジ

王子山沢・えみし焼き(5,378円)

王子山沢・えみし焼き(5,378円)

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 札幌駅近くの「BROCANTE(ブロカント)」(札幌市北区北6西6、TEL 011-788-7788)が1月11日、「山沢文書(やまさわもんじょ)」に記された肉の食べ方を現代風にアレンジした「王子山沢・えみし焼き」(5,378円)の提供を始めた。

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 日本書紀に記された蝦夷(えみし)征討によって滅ぼされた部族が口伝で伝えてきたものをまとめたとされる「山沢文書」。そこには獣肉の食べ方が記されており、薄くスライスした肉の片面をあぶり、木の実などを煮たスープの上にのせて食べる「えみし焼き」というメニューが記されている。同メニューはこの食べ方を再現し、すき焼き風にアレンジしたもの。

 使う牛肉は薄く切った白老牛のサーロインで、鉄板で片面のみ焼き目を付けたもの。タマネギと共に特製の割り下を注ぎ、上にサーロインをかぶせ、大根おろしと卵の黄身をトッピングしている。

 同店店長は「北海道と先住民とその祖先の味を楽しんでほしい」と話す。

 営業時間は11時~15時、18時~23時。

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